We’ve updated our Terms of Use to reflect our new entity name and address. You can review the changes here.
We’ve updated our Terms of Use. You can review the changes here.

海​に​あ​こ​が​れ​て (Umi ni Akogarete)

by ミレーの枕子(Milet no Makurako)

/
  • Cassette + Digital Album

    1st press transparent tape 120 copies,
    your number , Lyrics/liner note
    ミレーの枕子(Milet no Makurako) Sticker+galaxy Sticker

    Includes unlimited streaming of 海にあこがれて (Umi ni Akogarete) via the free Bandcamp app, plus high-quality download in MP3, FLAC and more.
    ships out within 7 days
    4 remaining
    Purchasable with gift card

      ¥1,210 JPY or more 

     

  • Streaming + Download

    Includes unlimited streaming via the free Bandcamp app, plus high-quality download in MP3, FLAC and more.
    Purchasable with gift card

      ¥1,100 JPY  or more

     

1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.

about

名古屋を拠点に活動するミレーの枕子、弾き語りのソロ、セカンドアルバム。
2023年放課後スタジオからサブスク配信された作品のカセット化。
心の内面、揺れ動く感情を優しいベールで包み込んだ歌詞をほんのり懐かしいメロディにのせて。

放課後スタジオの垂井真さんによるインタビュー付き歌詞カードが付属します。


/ ミレーの枕子 /
2017年- カバー曲の弾き語りをYouTubeに初投稿。以降、様々なカバー曲をアップする。一人暮らしを始めたことをきっかけに初のオリジナル曲「常世八畳」を制作。2021年 - 1stアルバム「新芽」をサブスクにてリリース。主な活動は、突如始まるInstagramのライブ配信である。

lyrics

1. 水中にて

水の中から見た空は
光る太陽も揺れていた
暮らしの中で見てるのは
コップの中のプール
爪で叩くと動きだす
でも行き先などはない
魚もいないし風もない
向こう側が透けて見えるね君がいる
半袖着てたらもう寒い
海へ行こう水にもどろう
眩しすぎない光がゆらゆら
魚たちが見た太陽をまた見たいのさ

大波小波押し寄せて
スカートの裾を濡らしてく
小さい泡がはぢけてる
あの子が好きな炭酸みたい
塒を巻くのはアイボリー
帰り道に拾った貝
窓際に置いて温めて
耳を当てれば波の音がする君がいる
もう金木犀芳しい
風が運ぶよノスタルジック
サンダルしまえば季節は移ろう
冷たい水にはしゃぎながら魚と踊る
半袖着てたらもう寒い
海へ行こう水にもどろう
眩しすぎない光がゆらゆら
魚たちが見た太陽をまた見たいのさ

小さな瓶にとじこめた
塩からい夏の思い出よ




2. 幽霊

仕方なく外を歩く居心地の悪い夜
せせらぎも車のライトも慰めてくれない
考えているのに何も言えなくなる
情けないけど勝手にしろって1人になったよ
ベンチに先約 帰るしかない

どうしようもないことなら諦めようぜ
プールで浮かんで
何も生まれない時間も人生なんだね
何でもできるはずだよ 手はあたたかい
魔法じゃないけど力を持ってる
みんな幽霊

風鈴を鳴らしてしまった冷たい冬の風
片付ける間も無くもうすぐ春がやってくるね
どんな風に生きていても結局ここに辿り着く
気の遠くなる考え事をして幸せを噛み締めていた

忘れられないことも謝りたいこともある
人との距離を悲しむ事はもうしない
何が怖いのかわからないままでもういいや
靴の中の石ころ たまに踏んで痛い

いつからそこにいたの
花よ葉っぱよ木よ川よ
何も語らないものたちの月日が知りたいのさ

不思議な事象がこの世にあふれ返ってる
とても綺麗でかっこよくて誇らしい気持ちだよ
そよ風のような人生だ
旅する幽霊




3. 片をつける

毛先の位置にも見慣れてしまい
お喋りも億劫だよ
今よそ見をしたのは気付いているよ
声が遠くへ行った
新しいあそび見つけないと
つまらなくなっちゃうね
占いで厳しいこと言われた日が
いちばん良い日だったよ
犬が唸る 
怖がりはバレている
逃げちゃいけないただそこを通るだけ
犬が吠える 
手袋の毛玉を取りながら愚痴だとか聞いてあげよう

自転車を漕いでいた
住む街を走る
見つけた小さい神社
通り抜ける私とざわめく木々の
影があまりにも違いました
せっかくの言葉も上手く使えない
口をついて出る戯言
無理をして優しいふりをしてるだけ
空元気も疲れたね
風が唸る
新しい街へと運んでいくよ
微塵も悲しくない
さらば私の水色の部屋よ
疲れたら座ればいい簡単だった

夢のような時間は紙風船みたい
触りすぎて穴があいた
変わりたくない忘れたくない
手放せないままさ

髪をほどく
無くしたものは泣いたって戻らない
歌うだけの私
橋を渡る
胸騒ぎ抑えて
新しい街の風を受けている




4. 窓際

窓際 飲み物置いて眺める
新幹線から見える景色
山が並ぶ野生動物の家
目を凝らしたら山小屋見つけた
途端にトンネルに入った 
目があった窓越しのわたし

暗闇がわざとあくびをさせる
早く景色が見たい安心させてよ
もしかしたら長いトンネルかも
呼吸を止められるのも時間の問題
もっとセンスがよかったら
センスがよかったら
楽しいことにももっと素直だったかな
都会から逃げるようにどこにも寄らずに帰る
ダサいわたしはいつも不機嫌

私じゃなかったら
幸せだったかな
やけくそな事も言いたくなるよね
色んなことを投げ出して
雨晒しの山になる
天国に近い空気を吸い込め

窓際 飲み物置いて眺める
新幹線から見える景色
わたしの誓いはおまじない
すぐには効かない
唱えておくもの


5. 大丈夫

帰りたい
自転車立ち漕ぎで
野良猫に労いの言葉をかけて
シャワーを浴びたら薄着にきがえて
汗をかきながら
回鍋肉食べよう

忘れたい
ドキッとする事がある
見覚えのある背中
わたしの頭はフル回転する
誰かと誰かがどんなふうでも
世界は回るのに
胸を蹴られた痛み

好きな音楽を全部一度にかけて
うるさいねってイライラする様な生き方
馬鹿を繰り返す
馬鹿を繰り返す
馬鹿を繰り返してしまうわ
格好がつかない

ああ眩しい
綺麗なランプでも
見つめすぎて瞬きのたびに
白い残像で何も見えない
目を閉じて目玉を抱きしめる
本当に優しいのはわたしだけ

あー平気で勘違いをして
好きになり嫌いになる
四コマ漫画みたいだな君は
風邪もひかないしさ
馬鹿を繰り返す
馬鹿を繰り返す
馬鹿を繰り返す度泣いては
こっそり立ち直る




6. 海にあこがれて

静けさが騒がしい夜
指先の擦れる音すらうるさくてドキドキ
夜風は体に悪いと知りながら
星の音が聞こえて考えるのやめた

白い波に足を浸して涼む季節を
いつのまにか待ち侘びてる
おろしたてのTシャツを濡らしてしまおう
海にあこがれて

早朝は白と水色まじり
あそび足りない猫の黒目が広がった
漂うリボンのように踊っていてね
もう誰かを好きになりたいと泣かなくてもいいよ

揺れる波の行方調べ日が暮れるまで
地平線に帰っていく
よそ見をすれば景色は変わる
ずっと生きていたい!
気持ちは変わってく

連なる鳥たちも小石もわたしも
行く先はわからない
なんとなく同じ方へ
船に揺られてウミネコ数えて
みんなで帰ってく

白い波に足を浸して涼む季節を
いつのまにか待ち侘びてる
眠りにつく前 目のきらめき
思いを馳せる
海にあこがれて
海にあこがれて
海にあこがれてる




7. だるい日曜日

天使はいない 誰も思い出さない
空は澄んで星は綺麗
悲しいほどに
ろうそくが照らす私の影
生きてるって気付く
そんな春だったね

春の光よ あの人を照せよ
なるべく日向を選んで歩けるように
不安であるほどに人間らしい
憧れっていつも
淡い恋なんだね

I will be reborn in every spring
優しくなれ
人を恨んではいけない
I did that to myself
馬鹿の一つ覚え
心がなにか知らないくせに

傷ついた時 誰も許せない時
私は自分を大事にできたかな
西の空が染まり鳥を照らす
世界を美しく見せてくれたんだね




8. サニー

澄んだブルー広がっている窓の向こう 夏
アクセル踏んで 交差点まで
くったくなく笑い合える仲間を連れて
広いトンネル向こうまで抜ける

変わらないまま ゆけた とべた
どこまでだって 好きなところへ

わたしのサニー 好き 嫌い 一緒に全部乗せて
もう留まらないから 繋げるクラッチ
風を切る間に過ぎてく日々を置いて
もうちょっとで海 海がみえる

吹き抜けるしょっぱい風がシャツをくぐる夏
フェリーが進む水平線

駆け抜ける こども 途切れ 途切れの反射光
おかかおにぎり ほろほろしてる

変わらないまま そのままどこまでも
ちょっと休んで 次のところへ

わたしのサニー 好き 嫌い一緒に全部乗せて
もうごまかさないから 繋げるクラッチ
風を切る間に過ぎてく日々を置いて
もうちょっとで街、知らない街

7時過ぎ 夕暮れ 終え
外は困るほど明るい夜
バックミラーにうつる遊び疲れた仲間たち
寝顔照らすネオンが綺麗

きっともう大丈夫だろう
先を示すナビ がつかなくなっても
もしも見失ったら また歌を作るんだ
確かめるようにして

credits

released March 3, 2024

subscription release by 放課後スタジオ2023

license

all rights reserved

tags

about

galaxy train 名古屋市, Japan

indie pop label from Japan

contact / help

Contact galaxy train

Streaming and
Download help

Redeem code

Report this album or account

If you like 海にあこがれて (Umi ni Akogarete), you may also like: