Along the Sea Breeze

by Renge

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  • Cassette + Digital Album

    first 55 copies Numbered, 2nd 12copies, 3rd 16copies, 4th 10copies
    self liner notes ( japanese / english )
    renge Sticker+galaxy girl Sticker

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  • Cassette + Digital Album

    along the sea breeze + a girl who manipulates the weather ( along the sea breeze + a girl who manipulates the weather )

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  • renge BUNDLE " 2 TAPE +CD "

    Along the Sea Breeze TAPE
    a girl who manipulates the weather TAPE
    Blue to Blue "CD

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about

「海風を横目に」

1.オールの羽
2.赤い眼のうさぎ
3.窓辺の女の子
4.太陽に向かって
5.ベランダより
6.月が眩しい
7.点と線とその間
8.夜は明ける

gal-039 レンゲ “海風を横目に”カセットテープ
8曲入り 
DLコード、歌詞付セルフインナー、シール、LTD55
定価800円 (税込み)

静岡在住の女性フォークシンガー、レンゲの2作目のカセット作品。昨年末リリースの「雲行きを操る少女」も好評の中、早くも完成した新作カセット。プライベートな内容の歌詞、ガットギターと耳元に届くような可憐な歌声にシンセを加えた、春の陽気に誘われて少し前向きになった女の子の素朴なアシッドフォーク。

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今回も前作に引き続きカセットテープの音源になります。

昨年12月に発表した「雲行きをあやつる少女」。
私にとって初めてのカセットテープ音源で、最初は形の違いくらいに思っていたのですが、出来上がって聴いてみて、その特性というか、個性がなんとなくわかった気がします。

テープから出る音は、巻かれるような擦れるような音が鳴ります。
もとの音がそれと混ざり合って少し曖昧になり、響きはピンと張り詰めないので、ザラザラか、モゴモゴします。まるで砂嵐の中で歌っているかのようにも感じました。混沌とした主張しない音たちは、とてもいいなと思ってます。

音の雰囲気を味わうというのはとても心地よい聴き方の一つだと思っています。
その一方で私には歌詞があるから、
重なり合う音たちの中でも言葉を浮かせたいという気持ちを持って、今回の作品ができました。

できるだけ言葉に忠実につくってみました。
本を読み進めるような感覚で、風の中に紛れてしまわぬように、音を拾ってみてほしいというのは、私の小さな願いです。

- レンゲ
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credits

released April 16, 2016

ー海の記憶ー


雪の静かな朝

白い線が眩しい

光の粒がちらちらとこちら側へ合図をして
少しだけめまいの感覚に似ていました。

まだ、夢の途中なのかもしれない。

私は、そっとふすまを開けて遠くの方を見たんです。
地平線はまっすぐに割れた淡い青と白
あちらのずっと先の方には行ったことがないけれど
でこぼこしたものは何一つないから
もしかしたら何もないかもしれないし
もしかしたら見たことがない風や季節があるかもしれない

広くまっすぐな道がずっと続いていて
真っ青な空の下には黄土色の土。
ブルーデージー畑にレモン風味の風が吹いているみたいに
爽やかな、生まれたての匂い。
留まれる木を探している渡り鳥たちも、嬉しそうに空を飛んでいます。

背筋の伸びたおんなじ高さの木々が続いているから
ひと休みしてお行きよね。

あの鳥たちはどこへ向かっているのか
なんてことを考えながら
ゆっくり目をつむり風を追ってみました。

この先にはきっと、海があるよ。
微かに波の音が聴こえるんだから。

ーもう雪は溶ける。

眩しい線は、瞬く間に消えてしまいました。

ここは白い海。

その向こうはどんな景色なんだろう。
どんな匂いなんだろう。

いつかずっと昔に
私の眼の奥の方の裏側あたり
星の点みたいになって
とても微かくらい
光の粒が残っているの

ー北の国で生まれたから南が恋しいのでしょ。

私、あの粒のことを、思い出すたびに
なんだか、遠いところへ行きたくなります。

今日も半分の黒目で
先に見える一本の線を辿っています。

どこまでも静かな海。


海風を横目に。

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